
「東京都の入札参加資格を取得したいけど、どうしたらよいかわからない」「手引きを見ても、手続きがわからない!」ということでお困りの人は、いませんか?
この度、『公共施設のお仕事に、下請けではなく元請けとして関わっていきたい』と、弊所に手続きのご依頼を頂いたお掃除ライフサポートさまが、無事、東京都の入札参加資格を取得しました。
今回は、お忙しい中、お時間をご調整いただき、お掃除ライフサポートの笹反代表にインタビューを実施。「東京都入札参加資格を目指した経緯」「今後の展望」「これから東京都入札参加資格を取得したい方へのアドバイス」など多岐にわたって、貴重なお話を伺うことができました。
東京都の入札参加資格取得をお考えの方や、申請手続きを専門家に外注することを躊躇している人は、ぜひ、インタビューを参考にしていただければと思います(ご本人の了承を得て、記事を公開しています)。
インタビュアー:行政書士法人スマートサイド(横内)
| お客さま情報 | 詳細 |
|---|---|
| 企業名 | お掃除ライフサポート |
| 取材対象者 | 代表:笹反優太さま |
| 本店所在地 | 東京都足立区 |
| 取得業種 | 103:建物清掃 104:電気・暖冷房等設備保守 |
現在の業務の内容について
―本日は、お忙しい中、インタビューのお時間をご調整していただき、誠にありがとうございます。まずは、「お掃除ライフサポート」さまの主な業務について、お聞かせいただけますでしょうか?
弊社のメインの業務は、エアコンクリーニング業務になります。
家庭用エアコンから業務用エアコンまで幅広く対応しており、エアコン内部の洗浄を行っています。エアコンクリーニングのメリットとしては、電気代の削減、アレルギーや臭いの予防、エアコン本体の寿命の向上などが挙げられます。エアコン内部にはどうしても黒カビが発生しやすく、これに対するアレルギーを持っている方も多いので、アレルギーの予防という意味でも、エアコンクリーニングは、非常に効果的だと考えています。

昨年までは、個人のお客さまの比率の方が多く、1日3件、月にすると70~80件のペースでお客さま対応していました。しかし、昨年8月くらいから法人のお客さまをメインにするよう切り替え、今年に入ってからは、法人のお客さまの比率の方が多くなっています。
―個人のお客さまから法人のお客さまに「切り替えるきっかけ」のようなものはあったのでしょうか?
もう少し業務の幅を広げていきたいという思いがあったことに加え、法人のお客さまと密接にお付き合いをした方がクオリティの高い仕事ができるのではないかと考えるようになったのが、切り替えのきっかけです。「数」よりも「質」を重視したいという考えから、法人のお客さまをメインにする方向にシフトしました。
―なるほど、数より質を重視したいというお考えなのですね。そういえば、2026年1月にフジテレビの取材をお受けになっているそうですが、どのような経緯で取材を受けることになったのですか?
私がNPO法人「日本ハウスクリーニング協会」の優良企業認証を受けました。足立区内では、弊社のみがその認証を受けている企業です。私は現在32歳で、協会としても、若い世代の人を打ち出していきたい、業界を引っ張っていく人材を出していきたいというお話があり、大変ありがたいことにお声がけをいただきました。そこから、フジテレビさまにおつなぎいただき、取材を受けさせていただいたという流れになります。
平日午前10時の番組でしたので、そこまでの反響はないだろうと思っていたのですが、やはりテレビの効果はすごく、訪問するご家庭ごとに「テレビに映っていましたよね」とお声がけをいただきました。テレビの影響力の大きさを、身をもって実感しました。
業務をおこなう上で、大事にしていること
―エアコンクリーニングのお仕事をされている中で、大事にされていることや、信念のようなものはございますか?
はい。やはり、お客さまに信用していただくことが、一番大切だと考えております。
仕事柄、個人のお客さまのお宅にも伺うのですが、ご家庭には貴重品があったりもします。それでも、お客さまは立ち会いをせず、私どもに作業をお任せいただくケースが非常に多いです。お家に上がらせていただくところから、お客さまとの信頼関係、私どもが「信用に足る人間」であるかどうかが、何よりも問われると考えております。

技術については、どこの業者さんもしっかりされていますので、弊社が突出して優れているということはないと思っています。だからこそ、信用していただけるかどうか、という点が重要になってきます。
正直に申し上げて、エアコンクリーニングは「見えない仕事」です。きちんと綺麗にしたかどうか、お客さまがよほど詳しい方でない限り、100%判断できない部分もあります。しかし、だからといって手を抜いてはいけませんので、見えない部分もしっかりと作業したという証拠として、写真にとってお客さまにお送りするようにしています。
このように写真でビフォアーとアフターをお示しすることによって「この辺が汚れていて、このように作業をしました」という目安が、お客さまに伝わると、次回のクリーニングのご依頼にもつながっていくと考えています。
―それでは、これまでに、印象に残っているお客さまや出来事はありますか?
冒頭にお話ししたように、昨年から、法人のお客さまを対象にしたお仕事が増えてきているのですが、ほぼ9割が個人のお客さまからのご紹介です。お客さまにご紹介いただくということは、ご紹介者さまご自身もリスクを負うことになります。それでも、ご紹介に次ぐご紹介でお仕事が広がっているのは、本当に嬉しいことだと感じています。
また、海外旅行や海外出張で長期間ご不在になるお客さまの中には、「定期的にエアコンクリーニングをしておいてほしい」と、弊社に鍵を預けてくださる方が数名いらっしゃいます。「いついつ、作業をしておいて」というご依頼で、その間、お客さまはご不在のままです。
私どもとしても責任の重さを実感する場面ではありますが、それだけ信用していただけているということで、非常に価値のあることだと感じています。
東京都入札参加資格を取得するきっかけ
―まさに、信頼関係があってこそのご依頼ですね。それでは続いて、今回、東京都の入札参加資格を取得しようと思われたきっかけは、何だったのでしょうか?
今までも、児童相談所や図書館など、公共施設のお仕事に、下請けという形で入らせていただいたことはありました。ただ、やはり、下請けではなく元請けとして入っていく方がご担当者さまともしっかりと打ち合わせができ、より良い仕事ができるのではないかと感じていました。
もう一つは、「信用」という観点です。公共機関と直接お取引があるということは、会社としての信用力を上げる上で、非常に大きな効果があります。弊社のポリシーとして「信用を上げていく」ということを大切にしているので、東京都の入札に参加することは、その方向性とも合致していると考えました。
公共のお仕事を受注していることで、「信用や信頼が増す」というイメージがあります。「公共機関と取引がある」というのは、個人のお客さまにとっても、初めてお会いする法人のお客さまにとっても、「しっかりしている会社だ」という印象を持っていただける要素になると思っています。実際、しっかりしていなければ公共機関とのお取引はできないわけですから、対外的な信用力という意味では、非常に効果があると考えています。
そういった事業の方向性が、東京都の入札参加資格を取得するに至ったきっかけということができると思います。
お掃除ライフサポートの目指すべき未来
―入札資格の取得は、会社の信用力を高める上で、大きな効果が期待できるということですね。それでは、将来的に、「お掃除ライフサポート」を、どのような会社にしていきたいとお考えでしょうか?
現在、子ども食堂の運営にも携わらせていただいております。今は、都内をはじめ地域は限られていますが、2030年度までには全国で開催できる体制を整えることを目標にしています。そのためには、スケールメリットも当然必要になってきますので、会社としてもどんどん成長させていかなくてはいけないなと、日々考えております。
―エアコンクリーニング業務以外に、子ども食堂の運営にも携わっておられるのですね。
弊社の子ども食堂の特徴は、農家さんやお肉屋さんから規格外品を購入していることです。これらを「正規の金額」でお支払いした上で、子どもたちには、100円もしくは無料で提供する、という仕組みになっています。私どもは、本当に「循環できる」子ども食堂を運営していきたいと考えています。
少子化が進み、私が高齢になる頃には、子どもの数は、今よりかなり減っていることが予想されます。未来を担う子どもたちのために、何かできることをしていきたいという思いです。
また、知人が立ち上げた「ここみん」というNPO法人の運営も、お手伝いしています。こちらは、産前産後のシングルマザーの方々に向けた、家事代行支援を行っている団体になります。
通常、エアコンクリーニングやハウスクリーニングは1箇所あたり1万円程度の金額になりますが、こちらの取り組みでは、2,000円や3,000円といった非常にリーズナブルな金額で提供できるようにしています。すでに、行政との取引、NPO法人としての認証取得は達成できましたので、今後は、企業さまからのご寄付や自社の研修中のスタッフに現場へ行ってもらうことなどを通じて、新しい仕事の機会を提供しつつ、サービスを必要としている方にはリーズナブルにご利用いただける、という良い循環を作っていきたいと考えています。
東京都の入札参加資格の取得を検討中の方へのメッセージ
―素晴らしい取り組みですね。社会貢献と事業の両立、まさに「循環」という言葉が、ぴったりです。それでは、そろそろお時間ですので、最後に、このインタビュー記事をお読みいただいている方へメッセージを、お聞かせいただけますでしょうか?
東京都の入札事業者になるのは、正直、個人で進めるのは少し難しいかな、と感じました。ほかの手続きと比べると、東京都の入札資格取得手続きは、群を抜いてハードルが高いと思います。

自分でやろうとすると、それだけリソースを削がれますし、入札資格がすぐに取得できないというのは、なかなかもどかしいものです。これから事業を始めようとする方にとって、1ヶ月、2ヶ月のずれ込みは、キャッシュフローへの影響も大きいですから。
そういった意味でも、入札手続に特化した行政書士の先生にご依頼するのは、かけた費用以上の価値があると、私自身、実感しています。
今回、行政書士法人スマートサイドさまにご依頼してみて、営業を受けることも全くなく、お話を伺うだけでも、気軽に相談できる事務所だと感じました。私としても、非常にスピーディーに、ほとんど手間もかからずに進めていただけて本当にありがたかったので、「東京都の入札に参加したい」とお考えの方がいらっしゃれば、ぜひ一度、ご相談されることをお勧めします。
―ありがとうございます。本日は、貴重なお時間を頂きまして、誠にありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
お掃除ライフサポートさまは、弊所サービスをご利用いただき、比較的短期間の間に東京都入札参加資格の「103:建物清掃 104:電気・暖冷房等設備保守」の2業種を取得されました。
東京都の入札は、「電子証明書の取得」「パソコンの環境設定」などの事前準備が必要です。手続きを自社で行うことで「時間」や「労力」といった目に見えないコストがかかります。笹反社長のインタビューからは、手続きは専門家に外注した方が、「かけた費用以上に価値がある」という感想を伺うことができました。
東京都の入札参加資格取得の体験談として、このインタビューが、これから東京都の入札参加資格を取得したいと考えている皆さまにとって、参考になれば幸いです。









