東京都入札参加資格を「1日でも早く取得したほうが良い理由」を行政書士が解説

(最終更新日:

■ 1日でも早く東京都の入札参加資格が欲しい
■ どうしても期限に間に合うように入札に参加したい
■ これを逃すと後がないので、急いで申請したい

と考えている方はいないでしょうか?でも、実はそれ、残念ながら手遅れかもしれません。行政書士法人スマートサイドは、開業以来、東京都の競争入札参加資格の申請手続きを専門に行っている行政書士事務所です。そんな私の経験から言うと、東京都の入札参加資格を取得したいと気づいたときには、「もう手遅れ」といった状況が多数見受けられます。

「急いで何とか取得できないか?」と懇願されるお客様に対して、「今から申請しても、その期限には間に合いません」とお応えするのは非常に心苦しいのですが、「間に合わない」ものを「間に合います」と嘘をついて、お客様に期待を持たせるわけにもいきません。

そこで、このページでは、

  • なぜ、気づいたときには手遅れなのか?
  • どうして、期限に間に合わないのか?

を、実際に公表されている東京都の案件をもとに、解説していきたいと思います。このページを最後まで読んでいただいた皆さんには、東京都の入札参加資格を1日でも早く取得したほうが良い理由を、ぜひ、ご理解いただけたらと思います。

監修者写真

東京都の入札参加資格申請に精通した行政書士。これまで多くの建設会社・物品販売業者・委託業者の入札参加資格取得を支援し、急ぎの案件や地方の会社からの依頼に対して、数多く対応してきた実績を持つ。豊富な経験に基づく正確な手続きには定評があり東京都入札参加資格の専門家」として高い信頼を得ている。「入札参加資格申請は事前知識が9割」を出版。 インタビューは、こちら。

(手続きのご依頼をご検討の人へ)

東京都の入札参加資格の申請は、とても面倒で難しい部類の手続きに該当します。ましてや急ぎで取得となると、専門家に外注した方が、安全かつスピーディーに資格を取得できることに間違いありません。行政書士法人スマートサイドでは、東京都入札参加資格取得の専門家として、みなさんの手続きを代行させていただくことが可能です。今すぐにでも、行政書士に依頼したいとお考えの人は、ぜひ、こちらのページにある問い合わせフォームからメールにてご連絡いただければと思います。

東京都が公表している入札案件の概要

それでは、

  • なぜ、気づいたときには手遅れなのか?
  • どうして、期限に間に合わないのか?

を、理解していただくために、東京都から実際に公表されている案件を見ていくことにしましょう!

案件1:マスク(N95)の買入れ

公表日 営業種目 希望申請期間 希望表提出先
10月27日 医薬品・診療材料
・介護用品
11月10日
~11月16日
東京都消防庁
総務部経理契約課

この「マスク(N95)の買入れ」という案件は、実際に東京消防庁から発注された案件です(※私が作った架空の入札案件ではありません)。東京都の入札参加資格のうち、営業種目「020:医薬品・診療材料・介護用品」の資格を持っていれば、入札に参加できるといった案件です。

注目すべきは、「公表日」と「希望申請期間」の2点です。

この案件が、公表されたのは10月27日で、入札に希望申請をする期限は、11月16日です。案件の公表が10月27日で、申請期限が11月16日であれば、案件公表後、3週間のうちに東京都の営業種目「020:医薬品・診療材料・介護用品」の入札参加資格を取得すれば、この「マスク(N95)の買入れ」に応札できるのではないか?と思いますよね。実は、これができないんです。その理由を解説する前に「案件2」についても見てみましょう!

案件2:警視庁施設課設計支援システムの導入委託業務

公表日 営業種目 希望申請期間 希望表提出先

10月20日

情報処理業務 11月2日
~11月9日
警視庁総務部用度課

さて「マスク(N95)の買入れ」という案件の他に、もう1件、ご紹介します。今度は、「警視庁施設課設計支援システムの導入委託業務」という案件です。こちらも私が作った架空の案件ではなく、警視庁から実際に発注された案件です。東京都の入札参加資格のうち、営業種目「121:情報処理業務」の資格を持っていれば、入札に参加できる案件です。

ここでも、「公表日」と「希望申請期間」の2点に注目すると、この案件が、公表されたのは10月20日で、入札に希望申請をする期限は、11月9日です。こちらも、10月20日以降にこの入札案件を知ったとしても、期限の11月9日までに東京都の入札参加資格を取得し、希望申請を提出すれば、入札に間に合うように思いますね。しかし、こちらもマスクの案件と同様に、それができないんです。

東京都の入札参加資格の申請スケジュール

上記に紹介した2つの案件は、いずれも「入札案件の公表」から「申請期限」までは、3週間程度あります。3週間もあるのだから、その間に東京都の入札参加資格を取得して、入札に参加できると思いがちですが、そうではありません。では、なぜ、その3週間の間に、東京都の入札参加資格を持つことができないのでしょうか?その理由は、東京都の入札参加資格申請のスケジュールにあります。

下記の表をご覧ください。この表は「東京都の入札参加資格を申請してから、実際に東京都の入札参加資格を取得できるまでのスケジュール」を、手引きから一部抜粋したものになります。

(11月1日からの資格適用に間に合わせるためのスケジュール)

申請受付期限 承認期限 資格適用日
10月11日 10月20日 11月1日

上記に紹介した2つの案件の入札期限は、それぞれ11月16日と11月9日でした。そのため、この案件の入札に参加するには、11月1日時点で東京都の入札参加資格を持っていなければなりません。言い換えると、11月1日の資格適用に間に合うように、入札参加資格の申請手続きをしておかなければなりません。11月1日の資格適用に間に合うようにするには、10月11日までに入札参加資格申請手続きを終わらせ、10月20日までに東京都からの承認を受けていなければなりません。

もし、仮に、東京都への入札参加資格の申請が10月12日以降になれば、最短でも12月1日からの資格適用(=12月1日から東京都の入札に参加できる)ということになります。

案件1の「マスクの買入れ」が公表された10月27日に、この入札案件に参加したいと思っても、10月27日の時点では、「11月1日の資格適用に間に合わせるためのスケジュール」の申請受付期限である10月11日を過ぎてしまっています。そのため、どう頑張っても11月1日の資格適用(11月1日からの東京都への入札参加)には、間に合わないわけです。この場合、東京都の入札に参加できる最短のスケジュールは、11月10日までに入札参加資格申請手続きを終わらせ、11月19日までに承認を受け、12月1日に資格適用になるといった下記のスケジュールになります。

(12月1日からの資格適用に間に合わせるためのスケジュール)

申請受付期限 承認期限 資格適用日
11月10日 11月19日 12月1日
  • この入札案件に参加したい!
  • この東京都の入札を取りこぼすわけにはいかない!
  • 大至急、入札参加資格を取得して期限に間に合わせたい!

といったとしても、すでに過ぎてしまっている申請受付期限を「巻き戻し」することはできません。このように、気づいた時にはすでに時遅く期限に間に合わないケースというのは非常に頻繁に見受けられます。

東京都入札参加資格申請の「事前準備」にかかる期間

こういった事態を回避するためにも、東京都の入札参加資格は、取得できる時間のあるうちに、取得することをお勧めします。何事もそうですが、「時間に余裕のあるうちに、できることはすべて済ませておきましょう」ということですね。

とくに東京都の場合(東京都内区市町村でも同じですが)、入札参加資格を取得するためには、「電子証明書」「ICカードリーダ」を購入し、パソコンの環境設定をしたうえで、東京都電子調達システムにログインできる状態にしておくことが必要です。

電子証明書やICカードリーダは、どこかに買いに行けばその日のうちに購入できるものではなく、

  • 代表者(カード名義人)の住民票
  • 代表者(カード名義人)の印鑑証明書
  • 会社の印鑑証明書
  • 会社の登記簿謄本
  • 電子証明書の購入申込書

などの書類をそろえて、「電子入札コアシステム対応の民間認証局に購入申し込みをしたうえで、1週間程度で、本人限定受取郵便にて受け取る」といった手続きを踏まなければなりません。

そういったことを考えると

  • 電子証明書+ICカードリーダの購入に1週間
  • 東京都の入札参加資格の申請に1週間

といったように、最低でも2週間は余裕を見ていただく必要があります。弊所にご依頼をいただく際には、3週間~1か月程度の余裕を見ていただくようにご案内をさせていただいています。

東京都入札参加資格の申請スケジュールのシミュレーション

それでは、これから東京都の入札参加資格を取得したいと真剣に検討されているみなさんに、私から問題です。仮に「防寒防水雨着の買入」という下記案件があったとします。

防寒防水雨着の買入

公表日 営業種目 希望申請期間 希望表提出先
5月29日 繊維・ゴム・皮革製品 6月12日
~6月18日
東京都
水道局

皆さんの会社が、この入札案件に参加したいと考えた場合、いつまでに入札参加資格を申請しておく必要があるでしょうか?以下のスケジュール表をもとに検討してみてください。

選択肢 申請受付期限 承認期限 資格適用日
A 4月12日 4月20日 5月1日
B 5月12日 5月20日 6月1日
C 6月10日 6月18日 7月1日
  • A….4月12日?
  • B….5月12日?
  • C….6月10日?

正解は…

  • B….5月12日です。

「防寒防水雨着の買入」案件の希望申請期限は「6月12日~6月18日」です。ということは、この案件の入札に参加するには6月1日時点で東京都の「007:繊維・ゴム・皮革製品」の入札参加資格を持っていなければなりません。6月1日時点で東京都の入札参加資格を持っているためには、5月12日までに入札参加資格を申請し、5月20日までに東京都から承認を受けておく必要があります。

よって、皆さんの会社が「防寒防水雨着の買入」案件に参加するには、どんなに遅くても、5月12日までに東京都入札参加資格申請を済ませておかなければなりません。

仮に、5月12日までに東京都入札参加資格の申請が間に合わなかった場合は、最短でも東京都の入札に参加できる資格適用日は7月1日になります。

さらに、東京都への入札参加資格を申請するには、前述した通り「電子証明書+ICカードリーダの購入+パソコンの環境設定」が必要でした。電子証明書+ICカードリーダの購入には、1週間程度かかります。4月下旬から5月上旬にかけては、ゴールデンウイークがあるため、入札参加資格申請の準備も思うようにはかどらないことも考えられます。そのため、この「防寒防水雨着の買入」の入札に参加するには、「4月の上旬ころから諸々の準備を始めるのがベストである」というのが専門家としての私の考えです。

どうしても急ぎで東京都入札参加資格を取得したい方へ

最後までお読みいただきありがとうございます。東京都入札参加資格を1日でも早く取得したほうが良い理由がお分かりいただけましたでしょうか?行政書士法人スマートサイドは、入札参加資格申請の専門家として、東京都をはじめ、全省庁、埼玉県、神奈川県といった自治体の入札参加資格申請を主な取扱業務として、お客様にサービスを展開しています。

期限に間に合い、「無事、東京都の案件を落札できた!」という喜びの声を頂くことがほとんどですが、残念ながら「気づいたときにはもうすでに遅かった」といったことも、あります。入札参加資格を取得する手続きというのは、ほとんどの方にとって不慣れで馴染みのないことであると思います。だから、私たちのような専門家がいるわけです。

弊所にご依頼を頂ければ

  1. 電子証明書+ICカードリーダの購入申込・受取代行
  2. パソコンの設定
  3. 東京都入札参加資格の電子申請
  4. 必要書類の郵送

までの、すべての工程を3週間程度で終わらせることができます。過去には、ご依頼いただいた1週間後にすべての手続きを完了したケースもありますが、このようなケースは稀なケースです。

弊所には、複数の専門スタッフが在籍しており、急ぎの案件にも対応できるように、お客さまからのご依頼を複数名のチーム体制で受任することが可能です。お客さまには、安心して業務をご依頼いただくことができます。

東京都の入札参加資格が欲しいとご検討中の方は、ぜひ、下記、問い合わせフォームからお問合せください。皆さんのお力になれる日がくることを心よりお待ちしております。

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