【相談事例】東京都の入札への参加は、最短で、いつから可能ですか?

(最終更新日:

相談者:佐々木社長(仮)

東京都の入札参加資格を大至急、取得したいです。近々、うちの会社が得意とする特殊な分野で、入札案件が発注されるという情報を入手しました。東京都の入札資格について、ネットで情報を検索していたのですが、自社での対応は難しく、今から準備しても間に合わないのではないか?と不安に思っています。行政書士法人スマートサイドさんに依頼すれば、最短でいつから東京都の入札に参加することができるようになりますか?

回答者:行政書士

急ぎ対応の場合、「正式にご依頼いただいてから2週間程度」で、東京都への申請を終わらせることも可能です。ですが、そのあとは、東京都がさだめているスケジュールに合わせる必要があります。東京都では、「おおむね毎月10日までの申請で翌月1日からの資格適用」という申請受付期限を設けています。このようなスケジュールでも入札期限に間に合うようであれば、ぜひ、弊所にてご対応させていただきます。

【相談内容】最短でいつから東京都の入札に参加可能?

急ぎ対応でのお願いです。来月の東京都の入札に間に合うように、入札参加資格を取得することはできますか?もし、来月が無理だったとした場合、最短でいつから、東京都の入札に参加することができますか?

相談者 佐々木社長(仮名)50代・男性
所在地 東京都文京区
業種 精密機械・産業用機器の製造および販売
役職等 代表取締役

東京都の文京区で、精密機械の製造を行っている会社です。

うちの会社でしか作れない部品や機器などもあり、特殊な加工を得意としています。今までは、入札参加資格を持っている会社の下請として、東京都の案件を受注したことが何回かありました。元請ではなく、下請としての参加でしたので、いつかは、元請として東京都の案件に直接参加できるように、入札参加資格の取得について社内で検討中でした。

そんな中、先月、同業の社長との飲み会の席で、今度、東京都の入札で「〇〇」という案件があるという話を聞きました。その社長から聞いた話では、うちの会社の最も得意とする分野の案件で、「下請」として受注するよりも、自らが東京都の案件を直接取りに行きたいという意欲がわいてきました。今後も、こういった案件が東京都から発注されるのであれば、これを機に、入札参加資格を取得して、継続的に東京都の案件に参加できるような体制を整えたいと思っています。

何とか、このチャンスを逃したくないので、急ぎで、東京都の入札資格を取得したい次第です。自社で、取得することも考えましたが、とても複雑で、難しく、社員はもちろん社長の私でもお手上げ状態です。社内には、手続きに詳しい人もいないため、行政書士法人スマートサイドへの外注を前提にしています。ただ、いかんせん、時期が来月ということもあって、「今から準備しても間に合わないのではないかと不安」に思っています。そこで質問ですが、来月の東京都の入札に間に合うように、入札参加資格を取得することはできますか?もし、来月が無理だったとした場合、最短でいつから、東京都の入札に参加することができますか

【ご回答】ご依頼から2週間程度で申請可能なケースも

東京都の案件に「下請として関わったことがあるものの、直接受注した経験はまだない」という、製造業の佐々木社長(仮名)からのご相談です。東京都の入札参加資格を事前に取得していれば、今回の案件にスムーズに参加できたと思うのですが、果たして、来月の東京都の入札に間に合うように入札参加資格を取得することができるのでしょうか?

結論から言うと、来月の案件に間に合わせるのは、かなり厳しいと言わざるを得ません。なぜなら、東京都が公表している入札参加資格の取得スケジュールは、おおむね毎月10日までに申請を終えると、翌月の1日から資格を取得できるといったスケジュールになっているからです。

このスケジュールだけを見ると「10日までに申請を終えれば良いのであれば、時間的には余裕があるのではないか?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、そうではありません。なぜなら東京都の入札参加資格申請は、電子申請であるため、事前に「電子証明書+ICカードリーダ」の購入をしたうえで、購入した電子証明書+ICカードリーダを利用できるようにパソコンの環境設定を行わなければならないからです。

電子証明書を購入するにはカード名義人である代表取締役個人の「住民票」や「印鑑証明書」が必要になります。今すぐに、代表者の「住民票」や「印鑑証明書」を準備できれば良いですが、「代表者が出張中である」とか、「忙しくて住民票や印鑑証明書を準備できない」という場合には、電子証明書やICカードリーダの取得を行うことができないません。電子証明書やICカードリーダの取得なくして、東京都の入札参加資格を取得することはできないのですから、「住民票」などの取得が遅くなればなるほど、東京都の入札に参加できるようになるタイミングも先延ばしになってしまうということになります。

手順 作業内容 日数
0 代表者個人の「住民票」「印鑑証明書」の取得 何日?
電子証明書+ICカードリーダの購入 10日程度
PCの環境設定 1日
電子申請+必要書類の送信 1日
合計 2週間程度?

たとえば、『代表者のスケジュールの関係で、「住民票」や「印鑑証明書」を取得するのに1週間かかった』とすると、それだけ、『入札参加資格を取得するための電子申請も遅くなる』ということを理解しておかなければなりません。そのため、来月の東京都の入札に間に合わせることは、かなり難しいという回答になります。

それでは、もし来月が無理だとした場合、最短でいつから、東京都の入札に参加できるのでしょうか?前述した通り、東京都の入札参加資格の取得スケジュールは、おおむね毎月10日までに申請を終えると、翌月の1日から資格を取得できるといったスケジュールになっています。このスケジュールを参考にすると、来月1日からの資格を取得することができなかった場合、再来月1日からの資格取得を目指すことになります。そのため、最短で東京都の入札に参加できるのは再来月の1日からということになります。

急いで東京都の入札参加資格を取得したい人は

以上みてきたように、来月の入札に間に合わせることは難しくても、再来月の入札に間に合わせることは、可能です。とはいえ、入札参加資格の取得手続きの素人である皆さんが、手続きを行うとなると、「時間がかかる」うえに、「手引きやマニュアルなどの読み込みという労力」が必要になってきます。

また、東京都の入札参加資格を申請するには、パソコンの環境設定も必要になります。普段からパソコン操作に慣れている人であれば、できるかもしれませんが、そうでない限り、なかなか難しいというのが正直な感想です。

私たち行政書士法人スマートサイドは、東京都入札参加資格申請の専門家として、御社からのご依頼を複数人のチーム体制で受任することが可能です。そのため、正確な申請手続きを担保することができるほか、迅速な対応を要するスピード案件にも対応することができるのが事務所の特徴です。スタッフ一同、状況に応じて、最短の手続きをするように心がけております。

もし、東京都の入札参加資格の申請で

□ 急いで資格を取得したい
□ 入札期限までに時間が限られている
□ 自社での手続きには、限界がある

という人がいれば、ぜひ、手続きを丸ごと、行政書士法人スマートサイドまでご依頼ください。こちらのページにある問い合わせフォームからご連絡を頂ければ、翌営業日中に詳しいご案内をメールにてご返信させていただきます。

監修者写真

東京都の入札参加資格申請に精通した行政書士。これまで多くの建設会社・物品販売業者・委託業者の入札参加資格取得を支援し、急ぎの案件や地方の会社からの依頼に対して、数多く対応してきた実績を持つ。豊富な経験に基づく正確な手続きには定評があり東京都入札参加資格の専門家」として高い信頼を得ている。「入札参加資格申請は事前知識が9割」を出版。 インタビューは、こちら。

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