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このページは、東京都の入札参加資格の専門家である行政書士法人スマートサイドが、物品・委託などの等級(ランク)の「格付け」について解説したページです。
上記のような、疑問や不安で大変な思いをしている事業者さまは多いのではないでしょうか?東京都入札参加資格申請の専門家として、入札参加資格の申請代行手続きを行っている弊所にも、「申請をやり直すことはできないですか?」といった問い合わせもあるくらいです。
実際に申請をやり直すことができるか否かは、状況により異なりますが、このページでは、東京都入札参加資格申請の手引きをもとに、「等級順位の決定と格付け基準」について、どのような項目や計算を用いて決定しているのかを解説させて頂きます。
そもそも「等級」とは、営業種目ごとにランク付けされるA・B・Cの3つのランクを言います。このランクによって発注標準金額が変わってきます。
たとえば、「文房具事務用品」を扱っている事業者の場合。Aランクを持っていれば、「1000万円以上」の発注金額の入札に参加できるのに対して、Cランクだと「300万円未満」の発注金額の入札にのみ参加できることになります。
他にも、たとえば「理化学機械器具」を扱っている事業者の場合。Bランクだと「300万円以上~3000万円未満」の発注金額の入札にしか参加できないのに対して、Aランクを持っていれば「3000万円以上」の発注金額の入札に参加できることになります。
このように、ランクが上位であればあるほど、大きい金額の入札に参加できるといった特徴があります。
同一等級内で、営業種目別売上高の大きい順に与えられるのが「順位」です。例えば、「Aランクの○○番」といったように、Aランク、Bランク、Cランクに割り振りされるだけでなく、各ランク内で売上高の大きい順に、順位が附番されます。
等級を決定するには、客観的審査事項をもとに「客観数値」を算出し、主観的審査事項をもとに「主観数値」を算出します。
その数値をもとに、さらに「客観的審査事項による等級」と「主観的審査事項による等級」を決定し、『いずれか低いほうの等級』が、御社の申請営業種目における等級となります。
あくまでも「客観的審査事項による等級」と「主観的審査事項による等級」を比較して、低いほうの等級になりますので、高いほうの等級ではないことに注意をしてください。
以上の6つの客観的審査事項を点数化して、客観的審査事項による等級が決定されます。
主観的審査事項は「審査対象事業年度の営業種目の売上高」のみです。この売上高をもとに主観的審査事項による等級が決定されます。
審査対象事業年度の営業種目売上高がない場合には、無格付(X)となってしまいます。無格付でも「競争入札参加有資格者名簿」には、登録されますが、当該営業種目に対する販売能力等が判断できないため、東京都が積極的に入札参加指名を行うことはありません。
時折、たくさんの営業種目を持っているものの、そのほとんどが無格付(X)という事業者を見かけることがあります(入札名簿は東京都のホームページ上に公表されています)。
この場合、たくさん営業種目を持っていても、入札に参加できるのは、限られたごく一部ということになりますので、無格付(X)の営業種目がたくさんあっても、あまり意味のないように思います。
まず、客観的審査事項による等級の計算方法を見ていきましょう。
御社の下記数字を算出し、それぞれ、①~⑥の表にあてはめ、点数を算出してください。
物品については「①+②+④+⑤+⑥の合計点」が、委託については「①+②+③+④+⑤+⑥の合計点」が、御社の客観数値になります。
年間総売上高(円) | 物品(点数) | 委託(点数) | |
---|---|---|---|
1千億円以上 | 60 | 55 | |
300億円以上1千億円未満 | 57 | 52 | |
100億円以上300億円未満 | 54 | 49 | |
50億円以上100億円未満 | 51 | 46 | |
30億円以上50億円未満 | 48 | 43 | |
20億円以上30億円未満 | 45 | 40 | |
10億円以上20億円未満 | 42 | 37 | |
7億円以上10億円未満 | 39 | 34 | |
5億円以上7億円未満 | 36 | 31 | |
3億円以上5億円未満 | 33 | 28 | |
2億円以上3億円未満 | 30 | 25 | |
1.5億円以上2億円未満 | 27 | 22 | |
1億円以上1.5億円未満 | 24 | 19 | |
5千万円以上1億円未満 | 21 | 16 | |
1千万円以上5千万円未満 | 18 | 13 | |
1千万円未満 | 15 | 10 |
自己資本額(円) | 点数 | ||
---|---|---|---|
30億円以上 | 10 | ||
6億円以上30億円未満 | 9 | ||
2億円以上6億円未満 | 8 | ||
1億円以上2億円未満 | 7 | ||
5千万円以上1億円未満 | 6 | ||
3千万円以上5千万円未満 | 5 | ||
1500万円以上3千万円未満 | 4 | ||
300万円以上1500万円未満 | 3 | ||
1円以上300万円未満 | 2 | ||
1円未満 | 0 |
従業員数(人) | 点数 | ||
---|---|---|---|
300人以上 | 5 | ||
50人以上300人未満 | 4 | ||
20人以上50人未満 | 3 | ||
5人以上20人未満 | 2 | ||
5人未満 | 1 |
流動比率(%) | 点数 | ||
---|---|---|---|
140以上 | 15 | ||
130以上140未満 | 14 | ||
120以上130未満 | 13 | ||
110以上120未満 | 12 | ||
100以上110未満 | 10 | ||
90以上100未満 | 8 | ||
80以上90未満 | 6 | ||
60以上80未満 | 4 | ||
60未満 | 2 |
営業年数 | 点数 | ||
---|---|---|---|
50年以上 | 10 | ||
40年以上50年未満 | 9 | ||
30年以上40年未満 | 8 | ||
25年以上30年未満 | 7 | ||
20年以上25年未満 | 6 | ||
15年以上20年未満 | 5 | ||
10年以上15年未満 | 4 | ||
5年以上10年未満 | 3 | ||
1年以上5年未満 | 2 | ||
1年未満 | 0 |
実雇用率(%) | 点数 | ||
---|---|---|---|
2%以上 | 5 |
①+②+④+⑤+⑥の合計
①+②+③+④+⑤+⑥の合計
上記の計算式から御社の客観数値は算出できましたでしょうか?客観数値が算出できたら、その客観数値を以下の等級表にあてはめてみてください。
【等級表】
70点以上・・・・A
40点以上70点未満・・・・B
40点未満・・・・C
客観数値が70点以上であれば、Aランク、40点以上70点未満であればBランク、40点未満であればCランクとなります。
以上が、「客観的審査事項による客観等級」の算出方法になります。
客観等級を算出したら、次は主観等級の算出です。客観等級の算出には、売上高や流動比率といった様々な数値を使いましたが、主観等級の算出に必要な主観的審査事項は「審査対象事業年度の営業種目の売上高」のみです。
この審査対象事業年度の営業種目ごと売上高を下記の表にあてはめることによって、主観等級が決定されます。
主観数値 (営業種目別売上高) | 主観等級 |
---|---|
1億円以上 | A |
3000万円以上1億円未満 | B |
3000万円未満 | C |
主観数値 (営業種目別売上高) | 主観等級 |
---|---|
2億円以上 | A |
3000万円以上2億円未満 | B |
3000万円未満 | C |
主観数値 (営業種目別売上高) | 主観等級 |
---|---|
3億円以上 | A |
3000万円以上3億円未満 | B |
3000万円未満 | C |
主観数値 (営業種目別売上高) | 主観等級 |
---|---|
2億円以上 | A |
3000万円以上2億円未満 | B |
3000万円未満 | C |
主観数値 (営業種目別売上高) | 主観等級 |
---|---|
3億円以上 | A |
5000万円以上3億円未満 | B |
5000万円未満 | C |
主観数値 (営業種目別売上高) | 主観等級 |
---|---|
3億円以上 | A |
1億円以上3億円未満 | B |
1億円未満 | C |
主観数値 (営業種目別売上高) | 主観等級 |
---|---|
5億円以上 | A |
1億円以上5億円未満 | B |
1億円未満 | C |
例えば、御社が「001:文房具事務用品・図書」の営業種目を選択した場合、「001:文房具事務用品・図書」は、【事務用品、什器関係】に該当しますので、売上高が1億円以上であれば主観等級はAランク、3000万円以上1億円未満であれば主観等級はBランク、3000万円未満であれば主観等級はCランクとなります。
それでは、御社の「116:映像等制作」の売上高が、1億2000万円であった場合、主観等級は何ランクになるでしょうか?「116:映像等制作」は【給食業務、情報処理業務、その他業務関係】に該当しますので、売上高が、1億2000万円の場合、1億円以上3億円未満に該当し、主観等級はBランクになります。
以上が、「主観的審査事項による主観等級」の算出方法になります。
それでは、最後に最終的な等級を確認していくことにしましょう。ここまでで、すでに、御社の「客観等級」と「主観等級」は算出済みですね。
あとは、客観等級と主観等級のより低いほうが御社の最終的な等級になります。
客観数値 (点数の合計) | 主観数値 (営業種目別売上高) | 最終 等級 |
---|---|---|
70点以上 | 1億円以上 | A |
40点以上70点未満 | 3000万円以上1億円未満 | B |
40点未満 | 3000万円未満 | C |
客観数値と主観数値の低いほうが御社のランクになります。
客観数値 (点数の合計) | 主観数値 (営業種目別売上高) | 最終 等級 |
---|---|---|
70点以上 | 2億円以上 | A |
40点以上70点未満 | 3000万円以上2億円未満 | B |
40点未満 | 3000万円未満 | C |
客観数値と主観数値の低いほうが御社のランクになります。
客観数値 (点数の合計) | 主観数値 (営業種目別売上高) | 最終 等級 |
---|---|---|
70点以上 | 3億円以上 | A |
40点以上70点未満 | 3000万円以上3億円未満 | B |
40点未満 | 3000万円未満 | C |
客観数値と主観数値の低いほうが御社のランクになります。
客観数値 (点数の合計) | 主観数値 (営業種目別売上高) | 最終 等級 |
---|---|---|
70点以上 | 2億円以上 | A |
40点以上70点未満 | 3000万円以上2億円未満 | B |
40点未満 | 3000万円未満 | C |
客観数値と主観数値の低いほうが御社のランクになります。
客観数値 (点数の合計) | 主観数値 (営業種目別売上高) | 最終 等級 |
---|---|---|
70点以上 | 3億円以上 | A |
40点以上70点未満 | 5000万円以上3億円未満 | B |
40点未満 | 5000万円未満 | C |
客観数値と主観数値の低いほうが御社のランクになります。
客観数値 (点数の合計) | 主観数値 (営業種目別売上高) | 最終 等級 |
---|---|---|
70点以上 | 3億円以上 | A |
40点以上70点未満 | 1億円以上3億円未満 | B |
40点未満 | 1億円未満 | C |
客観数値と主観数値の低いほうが御社のランクになります。
客観数値 (点数の合計) | 主観数値 (営業種目別売上高) | 最終 等級 |
---|---|---|
70点以上 | 5億円以上 | A |
40点以上70点未満 | 1億円以上5億円未満 | B |
40点未満 | 1億円未満 | C |
東京都入札の「物品」および「役務の提供」の格付け方法は、ご理解いただけましたでしょうか?
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